【003】SAP導入のメリット
「SAP導入のメリット」として、「人員削減(経費削減)」や「在庫削減」を主張するクライアントが多いし、このメリットを真剣に議論するコンサルタントが多いが、実際にこうしたメリットは有りうるのであろうか・・・個人的には、これ等のメリットは、「SAP導入」を理由としたメリットにすべきではない、と考える。
では、経験した実際の「SAP導入のメリット」とは、いったい何だろうか・・・以下が個人的に考えているメリットである。
- 重要経営指標(Key Performance Indicator:KPI)の可視化:
財務諸表や損益計算書に記載されている指標をリアルタイムで可視化することができる。 - グループ企業でのシステム統合と業務の簡略化:
上記に関連して、国内子会社、国外子会社のシステム統合を実現し、システム上で業務の簡略化を実現することができる。
上記を主目的(メリット)とすると、以下はあくまでも副次的メリットっといえる。
- 決算の早期化
- 内部統制対応
最初に記述した「経費節減」や「在庫削減」は、SAPを導入することによって、直接的な効果というよりは、SAPを導入したことによって発生する課題をどうやって解決するかで決定されることであって、直接的な効果とは言えない。
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