【022】国際会計基準(草案)
「朝日新聞 2009.07.17 朝刊」より。
「asahi.com(朝日新聞社)::国際会計基準、生保や銀行「困った」 株価で業績大振れ」としてウェブ上でも公開されている。重要個所と考えている個所を引用しておく。
国際会計基準審議会(IASB)が14日発表した会計基準見直しの草案に対し、国内の大手生保などから戸惑いの声が出ている。保険会社や大手銀行は、資産運用や事業会社との持ち合いのため大量に株式を持っており、草案の基準が当てはめられると、株価次第で決算上の毎期の純損益が大きく振れるようになるためだ。
草案は、企業が保有株式の純損益上の扱いについて;
- 株価の値動きをすべて反映させる(反映型)
- 全く反映させない(非反映型)
上記のいずれかを選択することを求めている。影響がとくに大きいのは国内の大手生保だ。
国内生保は外資に比べて株式運用の比率が高い。日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命の国内大手4社でみると、08年3月期から09年3月期にかけ、国内株式含み益は約5兆6千億円減った。この全額が、純損益に反映したとすると、各社とも純利益は吹き飛び、大幅な赤字になる。
上記で、国内生保として、「日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命の国内大手4社」であるというのは、新しい発見である。国際会計基準に関して、実際には日本が受け入れるかどうかは12年に判断することになる、ということから、今後の動向に注目である。
注意:国際会計基準(「Wikipedia::国際財務報告基準」より)
国際財務報告基準(こくさいざいむほうこくきじゅん、International Financial Reporting Standards、IFRSs、IFRS)とは、国際会計基準審議会(IASB)によって設定される会計基準である。国際会計基準(International Accounting Standards、IAS)は、IASBの前身である国際会計基準委員会(IASC)によって設定された会計基準である。国際財務報告基準は、国際会計基準を含む総称として広義で用いられることもある。



