【034】ベル型カーブ:ブラック・スワン
「朝日新聞 2009.07.26 朝刊」に「売れている本」というコラムが掲載され、以前本ブログの投稿記事「【016】ブラック・スワン」でも紹介した、ナシーム・ニコラス・タレブ著「ブラック・スワン(上)」(ダイヤモンド社:2009年6月)の書評が掲載されていた。
その書評から「ベル型カーブ」に関する記述があるので引用しておく。
本書で一貫して攻撃されるのは「ベル型カーブ」、すなわち正規分布の理論だ。身長や体重のばらつきに応用されるグラフで統計学の基本中の基本だ。
経済に限らず、正規分布に近似できる現象は実はそれほど多くない。にもかかわらず、こうした仮説に基づく金融理論がノーベル賞を受賞し、ウォール街を支配している!この狂った事態をタレブ氏は容赦なく批判する。
個人的には、統計学を専門に学んでいたこともあって、上記のような「正規分布に近似する現象は少ない」という事実は、学生時代から多くの大学教授から指導されていたので、ちょっとした違和感があるが、世間一般では、まだまだ正規分布が適応されているケースが多いことは肝に銘じておく必要がありそうである。
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