日本人テニスプレーヤが世界で戦うために必要なこと

2009 年 8 月 9 日 | カテゴリー: テニス:名言集 | タグ: ,

テニス界におけるブログは、最近めっきり読まなくなった。理由は簡単で、個人的な戦績や自分の育成している選手の長所ばかり強調する内容が多いから。最悪は、プロテニスプレーヤのブログ。誰と一緒で、誰と試合をして、誰と食事をしたかといった内容が多過ぎる。「プロ」であるから、詳細報告ができない「事情」があるかもしれないが・・・

そうした無意味!?なブログが多い中、ちょっと違った視点で「テニス界」を観ているコーチがいる。それが、谷澤英彦氏。最新の投稿記事が公開される度に楽しみに読んでいる。

本日の「谷澤英彦 公式ブログ – Stage Coach – ::全日本ジュニア視察」は、非常に参考になると思うので、その部分を引用しておこう。

勝ち上がって来た選手(14歳以下と12歳以下)のプレーを見ていると、その年齢の中では体が大きく、パワーで押せる選手が多かったように感じます。パワーはプレーを簡単にしますし、スピードで押すことが出来ればコースが甘く、組み立てが悪くてもポイントを取ることが出来ます。これは大人の世界でも同じことが言えます。しかし、低年齢の段階ではそれぞれの成長のスピードに差があるので、ここでの結果がテニスプレイヤーとしての将来を約束するものではありません。むしろ、結果が出ていなくても今の段階でゲーム運びやショットの選択(バリエーション)、パワーを切り返す技術を学んでいる選手は体の成長が追いついてくれば何年か後には伸びてくるでしょう。

もちろん、その逆でパワーやスピードに勝るものの荒削りなため、試合運びの上手い選手にうまくやられていた選手が、経験を積み、技術が安定することで才能が開花する場合もありますから、最後は各個人が自分の成長に合わせて長期的な視野でプレースタイルを作り出すことでしょうし、指導する側としては選手の特徴や個性を掴んだ上でその方向性を示すことだと思います。

日本人テニスプレーヤは、世界を相手にした時、必ずや「小さい」部類で、パワーやスピードでは対応できない。どんなにフットワークが良くても限界がある。そこで、日本人選手が世界と対等に戦うためには、谷澤氏が主張する「ゲーム運びやショットの選択(バリエーション)、パワーを切り返す技術を学んでいる選手」が必要だと信じているのだが、市場ではそうした考え方をしているコーチが少ないような気がしているのだが・・・

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