杉山愛選手が指摘する WTA ツアーの問題点

記述日:2009年08月26日 | カテゴリー: テニス:知識 | タグ: ,

実際にツアーの参戦していなければ解らない問題点を杉山愛選手が公開している。流石にこうした問題点の指摘は、一ファンとしては指摘できない。その問題点は、「杉山 愛・ツアーより愛をこめて::トロントより2」で公開されているので、引用しておこう。

2009年からツアーのシステムが変わり、色々なことが変わりました。賞金は全体で約40%上がりました。フォーマットもプレミアとインターナショナルに別れて、年間のカレンダーがガラッと変わりました。そして大きな大会にトップクラスの選手の出場が義務づけられることによって大会のレベルアップを目指しました。その結果、この夏のハードコートシリーズも例年にないレベルの高さになっていて、今大会も56ドローの本戦カットが43位です。しかも1位から16位が1人かけることなくみんな出場しているんですよ!恐ろしいレベルの高さになっています。

これは観客の方達にとってもいい試合が沢山あって、いいことだと思うのですが、問題があります。本戦のカットが高いということで、必然的に予選のカットも高くなり、試合に出れない選手がかなりの数、出てしまっているのです。L.A.の週くらいまではそれ程カットが高くなかったのでいいとしても、シンシナティー、トロントと出れる大会がない…という状況になってしまうのです。ですからU.S.OPENの予選に出る選手は、2週間ただただ練習して試合に出なくてはいけない状況になってしまったりするのです。これはグランドスラムの予選に出る選手達にはいいことではありません。なんとかしなくてはいけませんね~。

プロフェッショナルの世界は、どうしてもファン重視の改革を実施、ということであろうか。集客ができなければ、プロとしての存在価値がなくなるが、逆もしかりであって、プロ選手が最高の状態で戦うことで、ファンはそのプレーに魅了させられる。両者を満足させることは難しいかもしれないが、何とか問題が解決することを願っている。

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