伊達公子選手が語るトッププレーヤとは・・・
杉山愛選手が引退を表明したことから、次の日本の女子テニスを担うのは、やはり伊達公子選手だろう、と主張するのはあまりにも伊達選手には酷ではないだろうか、と感じつつも、テニス界、特に若いプレーヤにとっては、参考になるメッセージがあまりにも多い、と私は考えている。若いプロ選手ばかりではなく、ジュニア選手にも是非参考にして頂きたい伊達選手のブログ。本日の投稿記事、「伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~::敗戦を振り返り….」もとても参考になる。
試合に関する分析は勿論だが、そうした分析がトッププレーヤの状況を熟知した上での分析であることが重要である。誰が対戦相手か、どんな特徴のある選手か、という分析ではなく、トッププレーヤに対してどうあるべきかを冷静に分析しているのは、伊達選手ならではないだろうか。
トッププレイヤーたちは崩れそうで崩れないところが強さでもあります。自分のパターンでなくてもしぶとくワンチャンスを待ち、そのワンチャンスを見逃さず、そしてそのワンチャンスをものにします。
(中略)
トップ20のプレイヤーとどれも3セットで競った試合で勝ちきれない。トップのプレイヤーたちには同じ事をしていては勝ちは転がって来ない。自分でもぎ取るしかないのです。1度や2度はもしかしたらチャンスがあることもあるかもしれない。でもほんとの意味で強いプレイヤーは自分自身で勝ち取る術を持っている。
トッププレーヤを上記のように熟知した上で、投稿記事には3つの課題が明確に示されています。
- 1セットをいかに2セット目に近い状態で入れるようにするか。私のテニスは相手のボールとのタイミングに合うまでにどうしても時間がかかってしまうようです。ただ練習のときにはそれほど時間はかからないわけだし出来ないはずはない。試合のときにその合わせる時間をいかに短くするかが今の課題の一つ。
- 次の課題としてはサービスの確率が上がった今、いかに効率よくキープするか。スピードではなくプレイスメントで主導権をしっかりとものに出来るように。
- ストロークでは試合を支配しつつ、パターンができて最後のフィニッシュができないこと。やろうとしていることは決して間違っていない。いかにシンプルにかつ、アグレッシブにプレーできるかどうか。
次の試合では、きっと修正してくるのでしょう。勝つために、何が必要なのか、明確にして、そしてそれを課題として次に繋げる。ぜひとも参考にして欲しい、と娘に願っているのですが・・・



