コンサルタントは、芥川賞や直木賞よりも「小林秀雄賞」?
(本投稿記事は、以前、別のブログで公開した投稿内容を編集したものである。)
内田樹氏、茂木健一郎氏の書籍を読んだのをきっかけに、勝手に「自由な精神と柔軟な知性に基づいて新しい世界像を呈示した作品」に贈呈される小林秀雄賞(下記参照)」とのことから、「コンサルタントが注目すべき文学賞」と解釈している。2009年の受賞作品が決定したようである(ちょっと、気が付くの遅いな・・・)
もともと、茂木健一郎氏が、その書籍茂木健一郎著「脳と仮想」(新潮文庫:2007年4月)
で小林秀雄氏に関する記述があり、小林秀雄氏の講演での心の変化を強調している。
文学賞とは、「ウィキペディア::文学賞」によれば、以下の通りである。
文学賞(ぶんがくしょう)とは、優れた文学作品に対し与えられる賞の総称である。文学賞の中には、新聞・雑誌・単行本などによって発表済みの作品に与えられる賞と、未発表の作品を公募してそれに与えられる賞(公募新人賞)がある。また、特に小中学生や幼児向け児童書(童話・絵本など)を対象としている場合、児童文学賞と称することがある。
実際に調べてみると、文学賞の種類の多さに圧倒される。文學界新人賞、群像新人文学賞、オール讀物新人賞、江戸川乱歩賞、メフィスト賞、「このミステリーがすごい!」大賞、ポプラ社小説大賞、芥川賞、三島由紀夫賞、野間文芸新人賞、山本周五郎賞、直木賞、谷崎潤一郎賞、読売文学賞、野間文芸賞、吉川英治文学賞、日本推理作家協会賞、日本ミステリー文学大賞、星雲賞、日本SF大賞、大江健三郎賞、小松左京賞・・・
そして、「小説以外を対象とした文学賞として、評論やエッセイなどを対象とした小林秀雄賞」との解説がある。そう、小説意外を対象にしているのが「小林秀雄賞」。更に、「小林秀雄賞」のサイトを読んでみると、結構最近設立された文学賞ので下記の解説が公開されている。引用は、「賞規定::小林秀雄賞::新潮社」から。
小林秀雄賞は平成14年、わが国近代批評の創始者、小林秀雄氏の生誕100年を記念して創設されました。文学、歴史、哲学、芸術、科学と、多岐にわたった氏の遺業に鑑みて、選考対象は日本語による言語表現作品一般とし、自由な精神と柔軟な知性に基づいて新しい世界像を呈示した作品一篇に贈呈されます(ただし、小説・戯曲・詩歌等のフィクションは除きます)。選考は毎年1回、8月に行います。各年7月1日から翌年6月30日までを対象期間とし、この期間内に発表・発行された作品を選考対象とします。
興味深いのは、これまでの受賞者の中に、茂木健一郎氏をはじめ、内田樹氏や岩井克人氏もいらっしゃる!ということで、2002年から始まった「小林秀雄賞」の作品をリストしておく。
- 【2009年】:水村美苗著「日本語が亡びるとき – 英語の世紀の中で」(筑摩書房:2008年11月)
- 【2008年】:多田富雄著「寡黙なる巨人」(集英社:2007年7月)
- 【2007年】:【2009年11月05日:購入済】内田樹著「私家版・ユダヤ文化論」(文春新書:2006年7月)
- 【2006年】:荒川洋治著「文芸時評という感想」(四月社/木魂社:2005年12月)
- 【2005年】:【読了】茂木健一郎著「脳と仮想」(新潮文庫:2007年4月)
- 【2004年】:佐野洋子著「神も仏もありませぬ」(ちくま文庫:2008年11月)
- 【2004年】:中沢新一著「対称性人類学」(講談社選書メチエ:2004年2月)
- 【2003年】:【2009年11月04日:購入済】吉本隆明著「夏目漱石を読む」(筑摩書房:2002年11月)
- 【2003年】:【読了】岩井克人著「会社はこれからどうなるのか」(平凡社:2003年2月)
- 【2002年】:【2009年11月06日:購入済】橋本治著「「三島由紀夫」とはなにものだったのか」(新潮文庫:2005年11月)
- 【2002年】:斎藤美奈子著「文章読本さん江」(ちくま文庫:2007年11月)
上記リストは、同じタイトルにおける出版においては、最新版のものをリストしている。例えば、単行本で出版したものが文庫本になったり、出版社が変更になったりといった場合、最新のものをリスト。受賞年との違いがあるが御了解願いたい。



