京成線だけが運転していた理由

2009 年 10 月 9 日 | カテゴリー: 雑学 | タグ:

台風18号が猛威を振るった。あっちこっちで被害が出たようで、被害にあった方々には、心よりお見舞い申し上げたい。

そう記述している私は、台風の中、新規プロジェクトに関する「提案」をする予定だったため、何としてもクライアントの本社がある場所までたどり着く必要があった。娘達の学校(長女は大学生、次女は高校生)は、早々と休校の知らせが入り、のんびりとしていたが、私は慌ただしい朝だった。

しかし、既に「首都圏のJR各線は運転見合わせ」とテレビをみている娘達が騒いでいたため、乗車予定である「京成線」の運行状況を確認した。すると、1分から3分ほどの遅れが出ているだけである、といった情報である。近隣を走っている「JR」は運転見合わせで、京成線は、ちょっとした遅れが出ているだけ・・・どうして、こんなんいも違うのか。台風の影響は、同じではないのか!?

「どうして、京成線だけ頑張っているのかね?」

娘達の質問は、私も知りたい内容だった・・・どうして、「京成線」は動いていて「JR」は運転見合わせなのか。すると、やはり解答がネット上にある。

台風18号の影響で、首都圏のほぼ全線がストップしたJR東日本では、影響人員が過去最大規模の計約196万人に上った。

JR東日本によると、同社は乗客5人が死亡した2005年の山形県内の羽越線の脱線・転覆事故以降、運転を見合わせる風速の規制値をそれまでの秒速30メートルから25メートルに引き下げた。風速計も事故発生時は228基だったのを、今年3月までに674基に増やしており、このうち首都圏には約180基が設置されている。こうした安全対策が、今回の台風で各線の運休が増えた一因となったとみられる。(「読売新聞::JR最大規模の運休…風速の規制強化が一因」より)

上記から、「JR」は、運転を見合わせる風速規制値が25メートル。調べてみると、この「風速規制値」は、それぞれの鉄道会社によって違っている。ちなみに、「京成線」は、風速30メートルで運転見合わせとなっている。

なるほど!秒速27~28メートルの風であれば、「JR」は運転見合わせになるが、京成線では「単なる徐行運転」に留まる。安全上、各所によって規制値が違っても大丈夫なのか、といった疑問は残るが、昨日はこの「規制値」のおかげで、「京成線」で移動できたので、仕事上は助かった・・・

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