内田樹氏の日本人論、推薦書籍20冊
「日本人とは」とか「日本とは」ということに、最近特に興味を持つようになった。数々のグローバルプロジェクトをこなしてきて、以前より「多文化」とか「宗教」といったことには興味があり、細々と調べたりはしているのだが、より詳細を調べようと考えると、どうしても「日本」そのものが曖昧では、なかなか深いところへと進めないことに気が付いたためである。
「日本人論」に関しては、いつものように内田樹氏が公開している「内田樹の研究室::大学のブランド力とは?」が興味深いが、ちょっと偏っている気もするし、結果的には自分のグローバルプロジェクトに活かしたい為、「日本人論」がどこまで役に立つのか・・・
上記の「内田樹氏の日本人論のための参考図書」の部面を引用しておく。
「日本人って、何なんだろう・・・」ということを自身の基礎づけの問題としてとらえた人々、その人自身が「日本人らしさ」の原点として帰趨的に参照される人々の本と日本人論を語る人が読まずにはすませることのできない不可欠のレフェランスあわせて20冊。
成島柳北「柳橋新誌」、勝小吉「夢酔独言」、勝海舟「氷川清話」、中江兆民「兆民先生伝」、森鴎外「寒山拾得」、夏目漱石「吾輩は猫である」、永井荷風「断腸亭日乗」、子母澤寛「新撰組始末記」、司馬遼太郎「竜馬がゆく」、内田百閒「まあだかい」、加藤周一「羊の歌」、吉田満「戦艦大和ノ最期」、伊丹十三「ヨーロッパ退屈日記」、川島武宜「日本人の法意識」、網野善彦「異形の王権」、宮本常一「忘れられた日本人」、岸田秀「ものぐさ精神分析」、加藤典洋「敗戦後論」、三浦雅士「青春の終焉」、関川夏央・谷口ジロー「「坊ちゃん」の時代」。
上記から、夏目漱石「吾輩は猫である」や司馬遼太郎「竜馬がゆく」、更には内田百閒「まあだかい」位から手を付けてみようかと考えているが、なかなか決断できないでいる。何といっても「業務に役立てよう」と考えると躊躇してしまう・・・




あっ、そうそう。
上記20冊のうち、半分程は小説ですが、あとは評論、ルポ、専門書です。
小説を読むのが苦手ならば、岸田秀「ものぐさ精神分析」なんてどうですか?
僕は、網野善彦「異形の王権」、宮本常一「忘れられた日本人」は非常に面白く読んだ本です。
(共に小説ではありません)
お”~さっすがですね~
参考になります。とにかく小説よりは評論と思っていましたので。昔々、「ものぐさ」は読んだ記憶があるので、忘れられた日本人にしようかな、って思います。
お久しぶりです。面白いエントリーありがとうございます。内田さんのブログは時々読んでいますが、この記事は知りませんでした。「日本人を知る」という上記の20冊・・・単純に「業務に役立てよう」と考えるとはなはだ難しそうな感じがしますね。(僕も1/3位しか読んでいませんが)ただ、世間(世界)一般が考える「農耕民族で勤勉真面目」という日本人(論)は幻想であるということが良く判りそうな書物だと思います。ある種の日本人が持つ「熱情」(情熱ではありません)が「歴史」を動かしてきた事をこれらの書物は書き記しているように思います。僕も久しく読んでいない、こうした本に目を通してみたくなりました。読書の秋ですものね。・・・そうそう、お嬢さんたちの千葉選抜、なんとか上位進出して欲しいものですね。ではまた
亀の子iwaさん
コメント有難うございます。本当にお久しぶりですね!
まっ、ちょっと偉そうな文章にしていますが、これまで結構仕事一辺倒だった私は、小説というものを読んだことがありません・・・涙)今更、上記のような日本文学を読んでみようかな、なんて考えています。よ~く考えてみると、「吾輩は・・・」ですら、途中で投げ出して読み切っていないんですよ~涙・涙)
我が子は、やっと現状が解って来たようで、必死になっているようですが、どうなりますか・・・何とか皆さんと神栖でお会いできればいいのですが。盛り上がっているのは、親ばかりでして・・・