私の身体は頭がいい

2009 年 11 月 5 日 | カテゴリー: テニス:独断と偏見 | タグ: ,

私の身体は頭がいい私の身体は頭がいい1本ブログで扱っている内容は、「何でもかんでも」の感があり、仕事の内容や自分の覚書、更に娘が関わっているテニスに関するもの等々と多義に渡っている(と、表現するとちょっとかっこいいけど、結局のところ、「みそもくそも一緒」ってことですよね・・・)。

特に内田樹氏に関する内容は、増加の一途である。今では、全ての文庫本は読み尽くしてしまって、新書やら単行本にも手を出しつつある状況である。とにかく、内田樹氏の本は、「これまで自分が考えていたことを、裏付けてくれたり、間違っていたからといって恥ずべきことなんてないよ」と主張してくれているようで、そこから得られる安心感は、自分にとっては想像以上に心地良い。

内田樹氏は、現在神戸女学院大学文学部教授だが、専門としてフランス現代思想、映画論、そして武道論と、通常では考えられないような広範囲に渡っているが、フランス現代思想と武道に精通した独自の視点が注目を集めている、というのが一般的な解釈である。特に武道に関しては、「武道を科学する」といった試みを実践していて、その論理展開は、どのスポーツでも参考にすることができると私は信じている。

娘のはまっているテニス。個人的にバスケットボールをやっていたし、実弟は甲子園出場を達成した野球狂、親父はアイスホッケーで国体、お袋は陸上・・・多種のスポーツに関わっていたが、そうしたスポーツではなく、どうしてここまでテニスにはまったのか。しかも、自分ではまったくプレーしない(誰にも負けたくないので、やるのが怖いんですよね・・・)

その解答は、いとも簡単にブラッド・ギルバート、ジェームズ・カプラン著「俺がついている – トップクラスのテニス選手から企業の重役まで優秀な人材を育てるコーチ術」(日本文化出版:2009年06月) 俺がついているサポート2の中に見つけることができた。ブラッド・ギルバート氏は、「純粋な身体能力で勝てることもあるが、多くの場合、賢いプレーヤーは、スピード、スピン、粘り強さ、戦略を使って、それを上回ることができるのだ(p.198)」と強調している。ここが、テニスの最大の魅力であるし、また他のスポーツとは違った最大の特徴であると考えている。

そこで、身体能力を超えた「何か」を獲得するため、また、日本人として世界で戦うためのヒントが、文庫本である内田樹著「私の身体は頭がいい」(文春文庫:2007年09月)私の身体は頭がいい2にあると確信している。この本、内容は内田氏独特の「身体論」であるが、「返し技」、「形稽古」、「ミラーニューロン」、「スポーツの考え方」・・・ほぼ全領域に渡って、その理論はテニスに応用できそうである。というよりも、日本人として、世界で戦うために使うべき Know-How が目白押しである。

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