真山仁氏の「ハゲタカ(下)」にある五大会計事務所、通称「Big 5」はもう存在しない・・・

2009 年 12 月 16 日 | カテゴリー: 読書ノート, 雑学 | タグ: , ,

ハゲタカ(下)ハゲタカ(下)サポート先日読了した真山仁著「ハゲタカ(上)」(講談社文庫:2006年03月)ハゲタカ(上)サポート2(投稿記事「真山仁氏の「ハゲタカ(上)」を読む・・・」を参照のこと)は、個人的には、珍しくワクワクする内容だったため、その続巻である真山仁著「ハゲタカ(下)」(講談社文庫:2006年03月)ハゲタカ(下)サポート2を購入、一気に読了した。しかも、自分でも驚くような速さで。

真山仁氏の「ハゲタカ」は、その内容の展開の早さに圧倒されるし、また、真山氏と同じ年代を現役コンサルタントとして生きているためか、「あっと!あの会社ね」と思い当たる節が多々あり、文脈に引き込まれてしまう。特に、「五大会計事務所」が登場し、更に、その一角だった「アーサー・アンダーセンのエンロン事件」に関する記述があり、大変興味深かった。コンサルタントとして、同じような時代を生きているため、その背景描写は圧倒される・・・

以前、「ビック 5」に関する投稿記事を別のブログで公開した。加筆、修正して再度掲載しておこう。

昔々!?「ビック 5」と呼ばれるコンサルティングファームがあった・・・これが意外と日本では知られていない。海外では、以前、「I am working for one of the big 5.」と表現して、自分のコンサルティングスキルをアピールしたような時代もあった。実は、この「ビック 5」は、五大会計事務所として以前は有名だった。それぞれの会計事務所には、ビジネスコンサルティング部門が存在していたが、コンサルティングファームとして、会計事務所から独立して法人化されたのがその歴史である。

Big 3 と総称される自動車メーカ、G.M.、フォード、クライスラーの牙城が崩れた今、Big 5 と呼ばれた以前のコンサルティングファームは、既にその微塵も残っていない。以前の「ビック 5」をリストしておこう。

  • プライスウォーターハウス
  • アーサーアンダーセン
  • デロイトトーマツ
  • KPMG
  • アーンストアンドヤング

上記の監査法人系のコンサルティング部門が独立して法人化。その後、アンダーセンコンサルティングとアーサーアンダーセンのかの有名なエンロン粉飾決算が大きな社会問題となって、コンサルティングファーム、いわゆる Big 5 が消滅していく。

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