大学スポーツは学生獲得に絶大な効果!?でっ、テニスは?
「ダイヤモンド・オンライン::大学スポーツは学生獲得に絶大な効果 伝統校が勝てない時代の背景」が公開されている。内容は、先日開催された「箱根駅伝」をベースにしているが、個人的にはとても興味深い。
まずは、興味深い個所を抜粋して引用しておこう。
昨年の総合優勝効果で今年の東洋大への入学志望者が大幅に増えたそうだ。少子化により大学全入時代が来たといわれる今、どこの大学も入学志望者を集めるので必死だ。その意味でも柏原は東洋大に多大な恩恵をもたらしたことになる。
東洋大の躍進はもとより城西大、上武大などの新興勢力の台頭も、明大、青学大の復活も、早大、中央大、駒沢大などの常連校が強さを維持しようと懸命なのも、この流れの中にある。30%近い視聴率の箱根駅伝(昨年の平均視聴率は往路27.9%、復路27.2%。今回もそれに匹敵する数字が出るはずだ)は大学名をアピールする絶好の機会。だから、どの大学も強化に力を注いでいるのである。
純粋に「学校名を背負って戦っている選手達」とは関係ないところで、大学側の戦略が見え隠れしている。更に、記事では以下のように掲載されている(大学名は削除した)。
箱根駅伝ほどアピール度は高くないものの、他の競技でも多くの大学が強化に努めている。(中略)
- 全日本大学野球選手権
- 明治神宮野球大会
- サッカー全日本大学選手権
- ラグビー大学選手権
- アメリカンフットボール・甲子園ボウル
- バレーボール全日本大学選手権
- バスケットボール全日本大学選手権
- 陸上競技大学対抗選手権
(中略)
大学全入時代に突入し、各大学とも学生獲得に血眼である。スポーツ強化に今まで以上に力を注ぐことは、大学経営にとって必然の流れということなのだろう。
上記にリストされている「主要競技」は、何らかの形でテレビ中継がある競技である。残念ながら、そのリストに「テニス」は含まれていない。テニスの場合、「世界を目指せ。大学へ行っている暇はない・・・」といった考え方が一般的のようで、優秀な選手は、大学進学をせずしてプロ選手になっているため、マスコミも大学テニスに「面白味を感じない」といったことが原因だろうか・・・
今や野球、サッカー、ゴルフ、相撲が日本に主要プロスポーツになっている(と、勝手に考えていますけど・・・)。テニスをメジャーにするためには、大学スポーツ出身のプロ選手が、もっと世界で活躍するようなシーンがなければならないのかもしれない。



