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公開日:2009年08月14日 | 更新日:2010年05月02日
(Under Construction)
- 【2010年04月:読了】:アリステア・マクリーン著「女王陛下のユリシーズ号」(ハヤカワ文庫:1996年07月)

「海洋冒険小説」というジャンルでは、もっともポピュラーな小説だそうである。ヒーローが限定されること無く、「船に乗船する男達」を描いた作品で、長編のわりには、すらすらと一気に読了したが、死者多数、更には極寒の北極海、大荒れの海・・・長編全てに渡ってこうした状況が続くため、ちょっと私としては疲れてしまう・・・ただ、名作と謳われる本作品、一度は読んでおいても損はないかもしれないが。 - 1977年:【2010年04月:読了】:ブライアン・フリーマントル著「消されかけた男」(新潮文庫:1979年04月)

ジャーナリストから転進したブライアン・フリーマントルのスパイ小説ということで、勝手に大きな期待をしていたが・・・冴えない主人公チャーリー・マフィンは面白い設定と感じたが、内容そのものは人間味が強調され、「普通のサラリーマン風」がちょっと現実的過ぎる感がある。スパイものは、個人的には「超人的な人間」が主役でも良いかな、と感じさせる。 - 1963年:【2010年04月:読了】:ジョン・ル・カレ著「寒い国から帰ってきたスパイ」(ハヤカワ文庫:1978年05月)

この本が市場に出回る前は、「スパイとは、神懸り的な存在」として描かれていたそうであるが、この「寒い国から帰ってきたスパイ」が初めて、スパイを普通の人間として描いたそうである。ただ、ちょっとストーリーが生々しく、終幕も決して「Happy-End」ではないため、読了後には「しこり」が残る。時代背景や政治・経済を知っていると、内容がより理解できるのだろうが・・・政治・経済を知らずして、この物語を読んでも面白みを感じないと思われる。(ジョン・ル・カレ文庫本:楽天市場検索結果) - 1975年:【2010年03月:読了】:ルシアン・ネイハム著「シャドー81」(ハヤカワ文庫:2008年09月)

この文庫、想像以上に楽しめた!内容は、ベトナム戦争なのだが、機内に存在しない旅客機ハイジャック犯との攻防といった展開で、途中にハイジャック犯と旅客機のパイロットの会話や、そこに管制塔官の会話が加わるが、時間と共に相互のプロフェッショナル意識が、ちょっとした仲間意識として芽生える。その時間経過が特に個人的には楽しめた。ただ、昔の作品なので、旅客機内には喫煙席があり、ちょっと時代に会わない部分もあるが、それはそれで背景を考えれば許容できるのではないだろうか。「死亡者なし」の展開も好感が持てた。 - 【2010年03月:読了】:トニー・ケンリック著「スカイジャック 改版」(角川文庫:1998年09月)

この「スカイジャック」は、ミステリーの中で「ユーモアミステリー」という分野に位置づけられるそうである。アメリカらしい感じのするミステリーで、かなり楽しめたが、それよりもこれまでのヨーロッパ系のミステリーよりも、どろどろした感が無く爽快であった。海外出張が多い私には、意外とリアリティー感があり、「ひょっとするとありかも・・・」と思わせる。緊迫感はあまり無かったが、それこそ「殺人」、「銃撃戦」、「大量の流血」といったミステリー独特の世界をあまり好まない方でも楽しめるかもしれない。 - 【2010年03月:読了】:ギャビン・ライアル著「深夜プラス 1」(ハヤカワ・ミステリ文庫:1983年09月)

どうしてこの作品が冒険小説の代表作になるのか・・・登場人物の行動に対する動機が結局最後まで曖昧だし、どうして「殺す」ことが必要だったのか、といったことも弱いような気がする。ストーリーの展開は速いが、私個人としては下記の「鷲は舞い降りた 完全版」の方がはるかに楽しめたが・・・ - 【2010年02月:読了】:ジャック・ヒギンズ著「鷲は舞い降りた 完全版」(ハヤカワ文庫:1997年04月)

小説の舞台は、ドイツとイギリス。フォーサイスの「オデッサ・ファイル」を読了してからであるため、共通単語が登場し、長編にもかかわらず、かなり楽しめた感がある。この「鷲は舞い降りた」は、冒険小説という分野では、誰でも知っている有名な小説だ、ということである。また、調査に調査を重ねて、どこまでが真実でどこまでが創作なのか不明瞭なところもハラハラドキドキ感をあおる。 - 【2010年02月:読了】:フレデリク・フォーサイス著「オデッサ・ファイル」(角川文庫:1980年05月)

フレデリク・フォーサイスは、「ジャッカルの日」に続く2冊目!小説の舞台はドイツで、ちょっと古典になりつつあるが、ストーリー展開には全く古さを感じることはなく、個人的には「ジャッカルの日」の舞台であるフランスよりも身近な国、ドイツだし、行ったことのある場所が多いし、更には、実在した人物等が登場するので、迫力満点である。こちらも、どこまでが真実なのか全く想像できないが、「ジャッカルの日」よりも「オデッサ・ファイル」の方が楽しめた。 - 【2010年01月:読了】:ダン・ブラウン著「パズル・パレス(下)」(角川文庫:2009年03月)

- 【2010年01月:読了】:ダン・ブラウン著「パズル・パレス(上)」(角川文庫:2009年03月)

ダン・ブラウン氏と言えば「ダビンチコード」で有名だが、まずはデビュー作である「パズル・パレス」を読了したが・・・スーパーコンピュータを題材に暗号学が散りばめられているが、ストーリーが雑な感じがする。 - 【2010年01月:読了】:真山仁著「虚像の砦」(講談社文庫:2007年12月)

テレビ業界を描いた企業・経済小説ということだろう。「ハゲタカ」シリーズほどの迫力はないが、企業・経済小説では珍しいテレビ業界ということも手伝って意外と楽しめたが、やはり「ハゲタカ」シリーズを読了してからでは迫力に欠ける・・・ - 【2010年01月:読了】:フレデリク・フォーサイス著「ジャッカルの日」(角川文庫:1979年06月)

真山仁氏が「最終的に、フォーサイスの小説を読んで、自分も小説を書こうと決心した」と言わせたフレデリック・フォーサイス。この真山氏の一言で、ちょっと読んでみるかな、と思っただけだったが。「ジャッカルの日」の舞台はフランス。行ったことがある国、名所、通り等々が登場するとかなり興奮する。現実と想像の境目が極めて不明瞭で全てが事実のような錯覚に陥り、最後まで楽しめた・・・




